交通事故被害の慰謝料訴訟費用はばかにならない

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士業相続遺産

交通事故にあい、示談や調停、あっせんなどでも解決に至らない場合、損害賠償、慰謝料に関して裁判所に訴訟を提起することにより解決をはかります。訴訟の場合、裁判所から下される判決によって解決する場合と、訴訟の途中でお互いが和解することで解決する場合があり、交通事故の訴訟の場合、多くが和解をもって解決することがほとんどで、7割を占めています。判決の場合は、不服があれば上級裁判所に控訴、上告して再度手続きをおこなうことになりますが、任意保険に加害者側が入っていない場合、訴訟を起こしたとしても、判決により決定した慰謝料をすぐに支払えるとは限りません。財産調査が行われたうえで強制執行の手続きに入るので、それなりの期間がかかるということをまずは認識することが大切です。

また、最悪のケースが、例え交通事故の被害者側が勝訴したとしても、めぼしい財産がなく任意保険にも入っていないということになれば、判決書はただの紙切れと化してしまいます。通常、半年、複雑な事案なら2年程度かかりますので、時間と費用がかなりかかる上、すべて水の泡になってしまうのです。示談も広い意味での和解ですが、裁判上の和解は強制執行があるという意味では拘束力が強いものになります。なるべく訴訟となる前に、慰謝料等の損害金について解決できるのがよく、裁判費用なども考えれば、訴訟よりも前に弁護士等に相談し、有利な形で示談が成立する方向を探ることが、肉体的にも精神的にも交通事故の被害者としては最適です。

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